ミカン科の精油

<ミカン科の精油>
「検定テキスト改訂版」から「特徴成分」や「種類」が新たに
加わった精油が結構あります。確認して記憶の訂正をしましょう


柑橘系の精油はその抽出法が果皮の圧搾法である点、
自然のままの香気を楽しめる反面抽出の過程での不純物などの混入で劣化が早いこと、
光毒性に関する成分があること。
またその精油はどれで光毒性の無いと協会が定義している精油はどれかなど
出題することがたくさんある精油です。
また、ミカン科の精油でもネロリは他のミカン科の精油とは
抽出部位や抽出法が異なることもポイントです。

<オレンジ・スイート>

<学名>Citrus sinensis(属名)Citrus(種小名)sinensisi
<科名>ミカン科
<種類>高木
<抽出部位>果皮
<抽出方法>圧搾法
<産地>イタリア・アメリカ
<成分>モノテルペン炭化水素類=リモネン
      アルデヒト類=シトラール
      モノテルペンアルコール類=リナロール
      アルデヒド類=オクタナール
      アルデヒト類=デカナール
<作用>リラックス作用・加温作用・抗うつ作用

*オレンジ・スイート精油はAEAJでは光毒性がないとされます

<レモン>

<学名>Citrus limon(属名)Citrus(種小名)limon
<科名>ミカン科
<種類>高木
<抽出部位>果皮
<抽出方法>圧搾法
<産地>イタリア・アメリカ
<成分>モノテルペン炭化水素類=リモネン
      アルデヒド類=シトラール(特)
      アルデヒド類=オクタナール
      モノテルペンアルコール類=リナロール
<作用>免疫力アップ作用・中枢神経系機能調節作用・消毒作用・殺菌作用

*レモン精油は光毒性があります。
柑橘系の果皮から圧搾法で抽出される精油には光毒性がありのでしっかり覚えましょう。
またアレルギーの光感作との違いもポイントです。

<グレープフルーツ>

<学名>Citrus paradisi(属名)Citrus(種小名)paradisi
<科名>ミカン科
<種類>高木
<抽出部位>果皮
<抽出方法>圧搾法
<産地>アメリカ・イスラエル
<成分>モノテルペン炭化水素類=リモネン
      ケトン類=ヌートカトン(特)
アルデヒド類=オクチルアルデヒド
      アルデヒド類=シトラール
      アルコール類=ゲラニオール
      
<作用>収斂作用・血行促進作用・セルライト抑制作用・食欲増進作用・刺激作用

*グレープフルーツは特徴成分がケトン類のヌートカトンである
 光毒性がある。

<ベルガモット>

<学名>Citrus bergamia(属名)Citrus(種小名)bergamia
<科名>ミカン科
<種類>高木
<抽出部位>果皮
<抽出方法>圧搾法
<産地>イタリア・モロッコ
<成分>エステル類=酢酸リナリル
      モノテルペン炭化水素類=リモネン
      モノテルペンアルコール類=リナロール
      ラクトン類=フロクマリン(ベルガプテン・ベルガモテン)(特)
<作用>抗うつ作用・抗炎症作用・健胃作用

*ベルガモットはラクトン類のフロクマリンの光毒性については大切です
ベルガプテン・ベルガモテンはぜひ抑えましょう
紅茶のアールグレーの香りつけに使われます。
★ラベンダーやネロリとの共通成分などもポイントです。
酢酸リナリルとリナロールはぜひ覚えましょう

<ネロリ>

<学名>Citrus aurantium(属名)Citrus(種小名)aurantium
<科名>ミカン科
<種類>高木
<抽出部位>
<抽出方法>水蒸気蒸留法
<産地>イタリア・フランス・チュニジア
<成分>モノテルペンアルコール類=リナロール
      モノテルペン炭化水素類=リモネン
      エステル類=酢酸リナリル
      モノテルペンアルコール類=ネロール
      セスキテルペンアルコール類=ネロリドール(特)
      モノテルペンアルコール類=ゲラニオール
<作用>抗うつ作用・鎮静作用・細胞成長促進作用

*ネロリは柑橘系のミカン科Citrusと言う属名がありますが、抽出部位は花です。また抽出法も水蒸気蒸留法です、他の柑橘系とは抽出法が異なる精油ですので抑えましょう
★酢酸リナリル・リナロールはネロリ・ベルガモット・ラベンダー・クラリセージの共通成分です

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by eucalyblue | 2007-03-29 11:06 | 精油学各論

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