人気ブログランキング | 話題のタグを見る

疾病とその予防

【健康学】

【疾病とその予防】
①日常生活の不調・不定愁訴、②心身症、③動脈硬化症
④高血圧症、⑤資質異常症、⑥糖尿、⑦虚血性心疾患、⑧脳血管疾患
⑨骨粗鬆症、⑩痛風


<不定愁訴・ふていしゅうそ>
自律神経などの不調や心理的原因などにより、
日常生活での漠然とした不調のこと

★最近よく耳にする「末病」もこれにあたるのでしょうか?
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<全身倦怠感>
精神的、肉体的にだるいと感じること

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<心身症>
その原因が社会的、心理的因子によって引き起こされる病気で
心のストレスに対する過剰反応が身体の病気を引き起こすこと

★過敏性腸症候群、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、胃潰瘍
 十二指腸潰瘍、気管支喘息、自律神経失調症・筋収縮性頭痛
 多汗症などがあげられる
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<うつ病>
心身症が心にあらわれた状態で神経症やノイローゼなど

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<動脈硬化症>
動脈が固くなり弾力性を失って血液の循環に障害が起こった状態。
進行すると狭心症・心筋梗塞・脳出血・脳梗塞を起こす。
リスクファクターとしては高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満
高尿酸血症・加齢・喫煙などがある。
動脈硬化の予防にはビタミンA.C.Eの摂取が効果的です
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

<高血圧症>
収縮期・拡張期のどちらか1つもしくは両方が基準値よりも高い状態が慢性的に続くもの。
収縮期血圧140mmHg拡張期90mmHg以上になると年齢に関係なく高血圧といえる。

★高血圧は「サイレントキラー」=静かなる暗殺者とも言われますね。

<一次性高血圧とは?>
原因が不明で血圧が高いもので本態性高血圧とも言われる。
高血圧の約90%を占める。遺伝的素因・食生活・飲酒・ストレス・運動不足・加齢・喫煙
など多くの原因が関係するといわれる。
生活習慣病の1つです。

<二次性高血圧>
若年層に多く先天的に原因となる疾患がわかっている高血圧である。
腎臓病・内分泌異常・心臓・血管異常など
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<脂質異常症(高脂血症)>
血清脂質である「コレステロール・トリグリセリド・リン脂質・遊離脂肪酸」
のどれか1つ以上が増加している状態。
★この脂質は血中ではタンパク質とともに流れます。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

<糖尿病>
すい臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリンの分泌低下によって起こる、
代謝異常疾病であり、血液中でのグルコースが
腎臓での再吸収能力を超えて尿中に排出されること。
合併症に糖尿病性網膜症(後天性失明原因第1位)糖尿病性神経症・糖尿病性腎症
自律神経障害・白内障・動脈硬化など様々なものがある。

*膵臓のランゲルハンス島もキーワードです
腎臓に焼く100万個点在する
ランゲルハンス島α-細胞=グルカゴンを産生する
ランゲルハンス島β-細胞=インスリンを産生する
血糖値をあげるホルモン・下げるホルモンも合わせて覚えておくと効果的です。
血糖値を上げるホルモン=グルカゴン・糖質コルチコイド・カテコールアミン
など数種類あるのに対して血糖値を下げるホルモンはランゲルハンス島から
分泌されるインスリンのみってところもポイントですよね。

*空腹時の血糖値110mg/dl(正常値60~120)なども覚えておくほうがいいかも・・

<Ⅰ型糖尿病>
若年層に急激に発症することが多く、
膵臓のランゲルハンス島β細胞が自己免疫秩序機構により
破壊されることでインスリン分泌がされなくなる。
★グルカゴンはランゲルハンス島α細胞
 インスリンはランゲルハンス島β細胞で産生されます

★インスリン依存型糖尿病(インスリン注射が必要)といわれる

<Ⅱ型糖尿病>
日本人の糖尿病患者の大半を占め、
遺伝的素因保持者が生活習慣のゆがみにより発症する、
★生活習慣病である糖尿病はⅡ型糖尿病です

*糖尿病は
Ⅰ型Ⅱ型の違いを抑えることがポイントです
また、高血圧の一次性、二次性と混同しないようにしましょう。
生活習慣病としての高血圧は一次性(本態性高血圧)、糖尿病はⅡ型です
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
虚血性心疾患

<狭心症>
冠状脈壁の壊死・増殖などで内腔が狭くなり心筋への十分な血液供給がされない
一過性の心筋虚血のために心筋の収縮が部分的に滞った状態。
心臓の精神的興奮により起こる労作性狭心症と主に睡眠時に起こる安静時狭心症とがある。

*狭心症は一過性のものです。心筋梗塞と混同しないようにすることがポイントでは?
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<心筋梗塞>
冠状動脈の完全な閉息状態、心筋が壊死を起こしている状態。
突然の激しい胸痛・ニトログリセリンなども効果がない、
長時間続き、突然死の原因の1つ。

*狭心症は一過性、心筋梗塞は心筋が壊死している状態です。
一度壊死した心筋は二度と再生しません。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
脳血管疾患

脳動脈の疾病により脳実質に障害が及んだものを脳血管障害(脳卒中)という。
血管が破裂したものを脳出血、閉塞したものを脳虚血性疾患という。

脳梗塞と一過性脳虚血発作がある、脳梗塞は脳動脈の狭窄、
閉塞により血流が減少または途絶えることで脳組織に壊死が起こった状態。
脳血栓とは脳動脈硬化巣に血栓ができて血管が詰まった状態。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<骨粗鬆症>
骨量が著しく減少し骨折しやすくなった状態、閉経以降の女性に多く、
原因として加齢による骨量(骨密度)減少、
閉経によるエストロゲン(卵胞ホルモン)減少によるといわれる。
カルシウム・ビタミンDの摂取不足も原因といわれる。

*骨粗鬆症に関しては、エストロゲンの減少とビタミンDやカルシウム
の関係がポイントだと思いました。

<痛風>
生体の代謝異常によるもので、生体内に尿酸が結晶化し尿酸塩となったものが
関節に付着して急性関節炎、結石・腎障害などを起こし、
熱や痛みを伴う強い炎症反応を起こすこと。

高尿酸血症の原因となるプリン体を含む食品の過剰摂取により亢進する。
腎臓から排泄されれば問題ないが排泄障害や能力を超えた状態になると
血漿の尿酸値が高くなりやげて結晶化する。

*高尿酸血症(痛風)
プリン体の最終代謝物は尿酸です。尿酸は窒素化合物です。
*プリン体とは、生物にとって重要な核酸などの
 構成成分で生命維持に不可欠な物質です

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
★当ブログは、独学でAEAJアロマインストラクター試験に挑戦した私個人のブログです。
 社)日本アロマ環境協会=AEAJ認定ブログではありません。
 独学用問題集なども同様です。あくまでも独学者の方の応援ブログであり、
 AEAJ認定ブログではありませんのでご了承ください。

  AEAJアロマテラピーインストラクター gadge
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

当ブログは下記に紹介している図書を元に勉強した内容です。

「アロマテラピー検定1級・2級テキスト」(社)日本アロマ環境協会
「アロマテラピーアドバイザー認定講習会テキスト」(社)日本アロマ環境協会
「目でみるからだのメカニズム新訂」医学書院 堺 章著
「からだの地図帳」講談社 高橋長雄 監修・解説
「アロマテラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典」東京堂出版 
レン・プライス他著 ケイ佐藤訳
「アロマテラピー用語辞典」(社)日本アロマ環境協会
「アロマテラピーコンプリートブック上巻」BABジャパン出版局 
林伸光監修 ライブラ香りの学校編

AEAJ発表参考図書はこちらで紹介しています。

「アロマインスト試験参考図書はこちらで紹介しています」
1500円以上のご注文は送料無料です
Eucalyblue楽天

Eucalyblue amazon


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

Copy Right 「Eucalyblue 独学でAEAJアロマインストラクターに挑戦しました」

by eucalyblue | 2007-05-20 15:51 | 健康学

<< 解剖生理学(免疫系・アレルギー) 解剖生理学(免疫系) >>